庄内は不思議、
静と動の混淆の文化が湧くところ。
海と川と陸、それぞれの道を通った多くの文物や文化。遠く京や上方、江戸からもたらされたそれらは、湊町酒田と城下町鶴岡の風土に融け合って広まり、庄内の文化と気風が育まれてきたと言える。
庄内藩酒井家九代藩主・忠徳が創設した藩校。国指定史跡として残る建物には貴重な学問資料などが展示され、当時の教育の雰囲気を感じとれる。
庄内藩校致道館
0235-23-4672
本間家三代光丘が幕府の巡見使宿舎として建造。旗本2,000石格書院造りの武家屋敷と商家造りの二つの建築様式が一体の、全国にも例がない建築物。県指定文化財。
本間家旧本邸
0234-22-3562
鶴岡市出身で時代小説の名手・藤沢周平の作品世界とその生涯を紹介する。直筆原稿や創作メモの展示、書斎の再現など、作家の息づかいが感じられる。
藤沢周平記念館
0235-29-1880
明治28年(1895)に建てられた元料亭。酒田の歴史や来酒した文人墨客を紹介する施設として平成20年にオープン。傘福制作の体験もできる。
山王くらぶ
0234-22-0146
江戸時代からの酒田を代表する料亭で、国の登録文化財建造物。酒田舞娘の踊りや食事を楽しむ演舞場があるほか、竹久夢二美術館も併設されている。
相馬樓
0234-21-2310
湯殿山注連寺の元末寺で、真言宗智山派に属する。厳しい湯殿山木食行を行い即身仏に至った忠海上人と円明海上人を奉っている。
庄内観光コンベンション協会
0235-68-2511
ニシン漁で巨万の富を築いた漁業王・青山留吉が、明治23年に55才で故郷の遊佐町青塚に建設した大邸宅。国指定重要文化財。
旧青山本邸
0234-75-3145
本間家の別荘跡。戦後に美術館として開放され、書籍、典籍、絵画、茶道具の他、人形などを展示。また、鳥海山を借景とした江戸期の庭園は国指定名勝に指定された。
本間美術館
0234-24-4311
明治36年に庄内藩の家老屋敷跡に建てられたロマネスク様式教会建築の傑作。世界的に珍しい黒い聖母マリア像が見られる。
鶴岡カトリック教会
0235-22-0292
もともと庄内藩主酒井家の御用屋敷だったものを博物館として公開。貴重な歴史的建造物が移築されており、珍しい書院造りの庭園がある。
致道博物館
0235-22-1199
リアリズム系写真家として日本近代写真史上に独自の世界を築いた酒田市出身の写真家、土門拳の全作品を保存し展示している、世界初の写真美術館。
土門拳記念館
0234-31-0028
昭和初期の近代和風建築物で、大正ロマンの趣がある旧家。池泉廻遊式の庭園は名園として知られており、春に咲き誇る山野草は必見。
三川町文化交流館
0235-66-5040